スクリプト検査時に、ある領域の画像の輝度値を取得出来るようしました。
取得可能な値
- 最小値
- 最大値
- 平均値
- 中央値
なお、輝度値の算出時にグレースケール化しているので、色情報は失われますのでご了承ください。
上記機能のサンプルとして、定型スクリプトを作成しましたので、是非ご活用ください。
2つのタスクのそれぞれ最も大きい領域の輝度値を取得して大小を比較して検査
画像
タスクコネクション
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茶錠剤検出
ここでは結果だけ表示します。
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白錠剤検出
ここでは結果だけ表示します。
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ランタイム評価
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定型スクリプト検査設定を選択した後にダウンロードボタンを押下
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CompereBrightnessをダウンロード
画像を貼る -
CompereBrightnessのパラメータを設定して保存
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検査を有効化
最小値の比較
茶錠剤検出(輝度値32) > 白錠剤検出(輝度値50)
なので判定結果はFalseとなり、正常となります。
オフセット0を20.0にすると判定結果が変わります。
中央値の比較
算出タイプ0/1を3:中央値に設定すると結果が変わります。
茶錠剤検出(輝度値165) > 白錠剤検出(輝度値204)
なので判定結果はFalseとなり、正常となります。