二値化とは、画像を0か1かに変換することです。(画像の場合は白か黒で表現されることが多いです。)
しきい値を設定し、しきい値以上の画素値を白(255)、しきい値未満の画素値を黒(0)に変換します。
画像で物を検出する、個数をカウントするための前処理として使われることがあります。今回は錠剤の画像を使って二値化と適応的二値化について学びましょう!
【二値化】
画像全体を1つのしきい値で白(255)と黒(0)に変換します。
錠剤を黒、下地は白にしようとしましたが、画像左側が黒くなってしまいました。
画像にグラデーションがあるとうまくいかないことが多いです。
【適応的二値化】
適応的二値化は、変換画素と周辺画素の画素値の平均値をしきい値とします。求めた平均値(=しきい値)よりもともとの画素値が大きければ白(255)、小さければ黒(0)になります。
グラデーションがある画像や、画像内で明るさが変化している場合でもきれいに二値化処理することができます。
MENOU-TEでの二値化の使い方はルールベース 画像加工タスクから入力画像の「+」をクリック
白黒の欄から二値化もしくは適応的二値化を選択します。
右上でパラメータを設定できます。
以上、二値化とは?についてでした!