【目的】
ボールの判別やカセットの判別を行うことでスポーツ用品店やゲームショップ、リサイクルショップでの仕事の効率化を図る。
【学習内容】
・サッカーボールとバスケットボール
サッカーボールとバスケットボールの画像を数枚用いて学習を行った。領域検出でボールを検出し、それがどの種類のボールかを判別させるよう学習を行った。また、特定のボールでも様々な色が存在しているため色での判別は難しかった。よって、様々な角度のボールの画像を用意し、縫い目の形状から判別できるようにした。
・DSカセットと3DSカセット
DSと3DSのカセットの画像を使用して並べたカセットを判別できるように学習させた。
【結果】
・サッカーボールとバスケットボール
ほとんど確実にボールの判別をすることができたが、背景の色に影響されているのか、うまく判別できないものも見られた。
・DSカセットと3DSカセット
DS、3DSの検出を行うことはできたが、判別までは至らなかった。
【考察】
・サッカーボールとバスケットボール
背景の色を統一することでAIに無駄な学習をさせないようにするとさらに良い結果が得られそうだと考えられる。
・DSカセットと3DSカセット
カセットのシールの色に影響を受けて判別できていないと考えられる。カセット裏返すことで成功率の上昇が期待できると考えた。