この記事ではアノテーション画面の膨張・収縮ツールについて紹介します。
膨張・収縮ツールは、解析結果適用ツールやAIアノテーションツールで作成した領域の大きさを調整したい場合に使用します。
使い方
アノテーションツールの右端にある「その他ツール」ボタンをクリックすると、膨張・収縮ツールが表示されます。
膨張ボタンをクリックすると、下図のようにアノテーション領域が広がります。
収縮ボタンの場合、狭まります。
設定項目
膨張・収縮ボタンにマウスオーバーすると、下図の設定項目が表示されます。
ボタン | 説明 |
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膨張収縮サイズ | 膨張・収縮ボタンを1回クリックしたときに変化させる大きさを設定します |
対象領域を指定ボタン | 複数のアノテーション領域がある場合に、特定の領域にだけ膨張・収縮を適用することができます |
対象領域を指定
例えば下図のように2つのアノテーション領域があり、左側の領域だけを収縮させるということができるようになっています。
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対象領域を指定ボタンをクリックします。
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処理したい領域をクリックします。
クリックすると、選択した領域のみが明滅する状態になります。
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ツールボタンまたは設定パネルの膨張・収縮ボタンをクリックすると、領域の表示が変化します。
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調整が完了したら適用ボタンをクリックします。
以上で指定した領域のみ膨張・収縮を行うことができます。