MENOU-RNの画像履歴の名称に検査結果を付与する方法を紹介します。
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MENOU-TEのランタイム評価画面を開く
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スクリプト検査設定を開く
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画像履歴名に検査結果を付与するスクリプトを記述
// 検査をしない場合はnull 条件に一致する場合はtrue 条件に一致しない場合はfalse
bool? result = false;
// 錠剤検出の検査結果文字列を取得(異常/正常)
var text = GetInspectionResult("錠剤検出");
// 検査結果がある場合
if (text != null)
{
// 画像履歴の名称に検査結果を付与
SetFileNamePrefix(text);
}
// resultは必ず最後の行に記述してください
result
この時に、記述したタスク名の条件を満たす/満たさないで設定した文字列が得られます。
複数の結果文字列が必要な場合は、
var text = GetInspectionResult("錠剤検出");
var text2 = GetInspectionResult("錠剤の色分類");
~~~
SetFileNamePrefix(text + text2);
のように記述してください。
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保存後にスクリプト検査にチェックを入れて有効化
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ランタイム出力
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MENOU-RNを起動してランタイムを登録
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ファイル接頭語の設定からスクリプトで決めた名前を出力を有効化
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検査モードを有効にして実行
すると、錠剤検出の「異常」という結果が画像履歴名に付与されました