トイレットペーパー芯の真円度検査 作成例を紹介します!
1.MENOU-TEを起動し、プロジェクトの編集からプロジェクトを開きます。
2.タスクコネクションを作成します。
トイレットペーパーの芯を見つけるAIタスク(領域検出)と検出した芯の真円度を測定するルールベースタスク(形状抽出)で構成します。
3.「芯を検出」タスクをクリックして開く
トイレットペーパーの芯をアノテーションして学習フラグにチェックを入れます。
前処理はサイズ変換1/32を使用しました。
↓アノテーション前
↓アノテーション後
4.トレーニングタブの学習開始ボタンをクリックして学習スタート!
5.学習が完了したら推論結果を確認します。
学習に使用していない画像でトイレットペーパーの芯を検出できていることが確認できました。
6.タスクコネクションに戻り「真円度測定」のタスクをクリックして開きます。
7.ルールベースタブで入力輪郭の入力タイプをスコアマップに設定します。
8.入力輪郭のルールベースブロックにある「+」マークをクリックして円から「真円度」を選択します。
真円度が計測され、画面左側で測定値を確認できます。
画面右側(ランタイム評価の下)で測定値の算出方法やしきい値の設定ができます。
今回は算出方法を最小二乗法に設定し、真円度0.8を超えるものを正常、0.8以下は異常と設定しました。
9.ダッシュボードタブで測定結果を確認することができます。
全て画像で芯の輪郭が認識及び、測定されていることが確認できました。
10.検査タブで検査結果を確認することができます。
設定した真円度のしきい値を外れた芯のみが異常と判定されているため問題なし。
以上で完了です!