サンプルワークスペース~プラスチック成形品のバリ検査~

プラスチック成型品のバリ検査AI作成例を紹介します。
1.MENOU-TEを起動し、プロジェクトの編集から開きます。

2.タスクコネクションを作成します。
バリを見つけるための「バリ検出」タスクと、検出したバリの高さを測定する「バリ高さ測定」タスクの2種類を作成します。
バリ検出はAIタスクの領域検出を選択しました。
バリ高さ測定はルールベースタスクの形状抽出を選択しました。

3.「バリ検出」タスクをクリックして開く
バリをアノテーションして学習フラグにチェックを入れます。
前処理はサイズ変換1/8を使用しました。
↓アノテーション前


↓アノテーション後

4.トレーニングタブの学習開始ボタンをクリックして学習スタート!

5.学習が完了したら推論結果を確認します。
学習に使用していない画像でバリを検出できていることが確認できました。

6.タスクコネクションに戻り「バリ高さ測定」のタスクをクリックして開きます。

7.ルールベースタブで入力輪郭の入力タイプをスコアマップに設定します。

8.入力輪郭のルールベースブロックにある「+」マークをクリックして計測値から「線の最大幅」を選択します。


バリ高さが計測され、画面左側で測定値を確認できます。
画面右側(ランタイム評価の下)でしきい値の設定ができます。
今回は0~20ピクセルのバリは正常、21ピクセル以上のバリは異常と設定しました。

9.検査タブで検査結果を確認することができます。
設定したしきい値を外れたバリのみ異常と判定されているため問題なし。

以上で完了です!

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