ウェザーストリップのAI作成例を紹介します。
1.MENOU-TEを起動後、プロジェクトを開く
2.ワーク検出を開く
3.ワーク部分をペンで塗りつぶす
※塗りつぶしの方法はこちらの記事参照ください
4.学習フラグにチェックを入れる
5.もう一枚の画像も3~4の手順で色塗りと学習フラグチェックを実施する
6.前処理のプレビューをクリック
7.サイズ変換を【1/4】にする
※この値の決め方は、タスクによって異なります
このタスクではワークがどこにあるのかが分かるレベルに画像を粗くする
8.接続設定タブから解析領域の設定、画像から設定を選択する
9.解析領域(検査エリア)をワークが搬送されてくる範囲に絞り、適用をクリック
10.トレーニングをクリック
11.トレーニング開始ボタンをクリック
※パラメータは基本的にはデフォルトのままで問題ありません
12.学習が開始される
13.学習が終了し、ポップアップが表示されるので、OKをクリック
14.ダッシュボードが表示される
このタスクではワークの検出を行うため、検出数をクリックし、すべてのワークが検出数1になっていることを確認する
※ダッシュボードについて詳しい内容は以下の記事を参照ください
15.写真のアイコンをクリックし、多い順ソートする
16.すべての画像が検出数1になっており、問題なし
17.画面中央に表示された表の不明4をクリックし、フィルターマークをクリック
18.画面左上のアイコン(一括適用)をクリックし、検出ありを選択
19.適用をクリック
20.画像左にあるアイコンがすべてに変わった(検出あり状態)
21.再集計をクリック
22.表の不明がなくなり、検出ありが4になった
23.画面左上の×ボタンをクリック
24.再集計をクリック
25.検出ありが6になった
26.タスクコネクションをクリック
27.異物タスクを選択
28.アノテーションをクリック
29.接続設定タブをクリック
30.解析領域左のプルダウンをクリックし、モードを”自動”へ変更
31.適用をクリック
32.画面中央の解析領域(ハイライトされている部分)がワーク部分のみに変更された
33.ワーク部分が見切れそうなため、倍率を110%へ変更
34.適用をクリック
35.先ほどの33.の時に比べて、解析領域が大きくなった
36.異物部分が分かりやすい画像を探す(例_上から3枚目の画像)
37.異物部分を3.同様の手順で色塗りし、学習フラグをONにする
38.もう1枚の画像も37.と同様の手順で色塗りと学習フラグON
39.トレーニングタブをクリック
40.トレーニング開始ボタンをクリック
41.OKをクリック
42.表の検出あり-検出ありの2をクリック
43.フィルターマークをクリック
44.アノテーションタブをクリック
45.画面下のアノテーションのチェックを外し、推論結果のチェックを入れる
46.教えた個所がきちんと反応しており、それ以外の箇所が反応していない為、正しく検出ができている
47.もう一枚の画像も正しく反応しており、問題なし
48.ダッシュボードをクリック
49.表の不明-検出ありの1をクリック
50.虫眼鏡をクリック
51.検出している箇所が正しいのかチェックする
52.問題なさそうであったため、検出状態を”検出あり”に変更する
53.別の画像もチェックする(反応が弱いことが分かる)
54.異物箇所を色塗りし、学習フラグをONにする
55.トレーニングタブに移り、学習開始ボタンをクリック(追加学習)
56.OKをクリック
57.異物をきちんと反応しており、問題なし
58.OK画像については”検出なし”になっているため、問題なし
59.検出状態を”検出なし”へ変更する
60.一番最後のの画像も同様にチェック。OK画像にも関わらず反応してしまっている
61.検出状態を”検出なし”に変更し、ダッシュボードをクリック
62.検出あり4をクリックし、最大面積の小さい順でソートする
最大面積で一番小さいものは23pixelだとわかる
63.検出なし-検出ありの1をクリック
最大面積が5pixelであることが分かる
64.解析設定左のプルダウンを開き、面積閾値を6に設定し、適用をクリック
65.表の正答率が100%に変わった
これは、64.で設定した面積閾値により、6pixel未満のヒートマップ(AIが反応している色の塊)は無視され、6pixel以上のヒートマップのみが検出されるようになったためである
66.最後に検査設定タブの面積の値を6にし、適用をクリックしてモデル作成完了