画像生成AIの学習データのマスクについて

画像生成AI機能には学習データ画像の必要な範囲のみを学習するようにするためのマスク機能があります。
下図は積み木の画像です。中央の学習データ欄にある穴の空いた丸いブロックを学習させる際に、マスクを有効にした場合と無効にした場合での違いを紹介します。

例1) マスクを無効にした場合
学習画像と同じように穴の空いた積み木や空いていないものなどがランダムに生成されています。

例2) マスクを有効にした場合
「学習データのアノテーション範囲外をマスクする」を有効にすると、アノテーションした赤色の部分のみを学習します。
下図の場合だと、積み木の穴を避けて学習するようになります。
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生成結果としては、穴の空いていない丸い積み木だけが生成されるようになっています。

学習させる対象物の周囲に生成させたくないものがある場合に使用してみてください。

画像生成AIの基本的な利用方法についてはこちらの記事をご覧ください↓
画像生成AI機能の使い方

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