ランタイムのパフォーマンス計測機能

本トピックでは MENOU-TE 1.31.105 にて追加された「ランタイムのパフォーマンス計測機能」について説明します。

1. 設定ダイアログ
2. 結果ダイアログ
3. 計測履歴

操作方法

画面左下の「ランタイムパフォーマンス計測」ボタンを押下します。

または、ランタイム評価画面の「パフォーマンス計測」ボタンを押下します。

1. 設定ダイアログ

以下のような設定ダイアログが表示されます。

本機能では、単体のランタイムでの評価の他、複数のランタイムを組み合わせて実行した場合のパフォーマンスも計測できるようになっています。

各項目ではプロジェクトかランタイムファイルを選択して設定することができます。

その他、設定項目は以下のような内容となっております。

項目 説明
起動プロセス数 計測プロセスの起動個数を指定します。
同一PC上で複数の運用アプリケーションを起動する状態を再現できます。
解析回数 この設定回数に達するまでデータセットの画像を繰り返し解析します。
回数が多いとより安定した計測が可能です。
プロジェクト 計測対象のプロジェクトを選択します。
(「プロジェクトを選択」選択時に設定可能)
ランタイム 計測対象のランタイムファイルを選択します。
(「ランタイムファイルを選択」選択時に設定可能)
データセット 計測に使用するデータセットを選択します。

「計測開始」ボタンを押下すると計測が始まります。

計測は設定内容によって複数回実行されます。

  • ランタイム単体で動かした場合のパフォーマンス(各タスクまで詳細に計測)
  • 設定したすべてのランタイムを同時に動かした場合のパフォーマンス

例えば以下のような設定の場合、ランタイムが3種類選択されているため、ランタイム単体の計測を3回、総合的な計測を1回で、合計4回の計測が行われます。

2. 結果ダイアログ

計測が完了すると、以下のようなダイアログが表示されます。

各項目は次のような内容となります。

GPU情報

PCに搭載されたGPUの情報を表示します。NVIDIAのGPUを対象に表示を行います。
OSの動作に必要なGPU メモリーなどのオーバーヘッドも含め、実際にどれだけのGPUメモリを消費したか確認できます。

項目 説明
GPU名称 搭載されているGPUの名称です。
ドライババージョン インストールされているドライバのバージョンです。
GPUメモリ搭載量 GPUに搭載されたGPUメモリ容量です。
GPUメモリ最大使用量 計測中に最も多く使用したGPUメモリ容量です。
GPUメモリ最大使用率 GPUメモリの使用率です。
GPUメモリが足りなくなると解析に失敗する、解析が極端に遅くなるなど悪影響がありますので、余裕を持った使用率であることが望ましいです。

プロセス毎レポート

設定されたすべてのランタイムを同時に動かした場合のパフォーマンスを表示します。
ランタイムを動作させるために必要なGPUメモリ容量を確認できます。

項目 説明
ランタイム 測定対象のランタイム名称です。
平均解析時間 測定を通しての平均解析時間を表示します。
最大解析時間 測定を通しての最大解析時間を表示します。
GPUメモリ合計使用量 プロセスが利用したGPUメモリの合計使用量を表示します。
ここでの数値は各GPUでの使用量の合計値となります。

ランタイム詳細レポート

各ランタイムを単体で動作させた場合のパフォーマンスを表示します。
タスク毎の情報が確認できるため、どのタスクがボトルネックとなっているかなどについて確認できます。

項目 説明
平均解析時間 測定を通しての、各タスクの平均解析時間を表示します。
最大解析時間 測定を通しての、各タスクの最大解析時間を表示します。
GPUメモリ最大使用量 各タスクが利用したGPUメモリの最大使用量を表示します。
ここでの数値は利用デバイスで表示されているデバイスにて使用した容量となります。
利用デバイス タスクが実行されたデバイス名を表示します。

3. 計測履歴

計測結果はワークスペース毎に履歴管理しています。
計測設定ダイアログ、計測結果ダイアログのどちらからでも、「計測履歴」タブを開くことで任意の計測結果を選択して表示することができます。

計測履歴の画面では、プロジェクト名でフィルターが可能なほか、任意のコメントを入力したり、不要となった履歴を削除することができます。

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