撮影から出力までのタイミング調整方法

撮影から解析、出力までハードウェアを経由するため個々の遅延時間を調整する必要があり、
以下の項目を設定する必要があります。

①入力遅延時間
センサーが感知してからXミリ秒後に撮影されます。
この項目は撮影位置とセンサーの距離、搬送速度によって決定されます。


②入力に対する誤トリガー防止時間
ワークが長い場合、センサーが照射され続ける状態になり、
撮影トリガーが連続で発報されます。
そのため、ワークがセンサー部を通り抜ける時間を不感時間とします。


③出力遅延時間
解析時間や排出部まで辿り着く時間を考慮し、
トリガーが発報された時間からXミリ秒に結果を出力します。


④出力時間
信号受手側ハードウェアの信号監視間隔に合わせて時間を決めます。




具体的な設定方法

①検査モードをオフ状態
②設定編集
③"検査開始 入力"
入力遅延と誤トリガー防止時間を設定
④"異常系 出力"と"正常系 出力"を設定
出力時間と出力遅延時間を設定

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