親タスクの領域検出で信号を出力するには

領域検出で欠陥の候補を検出して、次の形状抽出で長さ等を確認し、合否を判断するフローはよく使われます。最終的には形状抽出でOK・NGを出力しますが、親タスクである領域検出で何も検出されなかった場合、何も信号は出力されません。(欠陥の候補が見つからないということなので、製品の判定OK)

そのためOK・NGの信号を受信して次の工程が動く設定になっている場合、不具合が生じる可能性があります。必要に応じて次の対処法を参考にしてください。

対処法:領域検出タスクですべてOKになるように設定する

領域検出タスク(親タスク)で、すべてOKと出力されるようにする。例えば、上限閾値と下限閾値を設定なしにするなど。
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