同一ワークを同じ姿勢で連続撮影したところ、検査時間に大きくバラつきが生じています。
原因としては何が考えられるでしょうか?
使用カメラ:STC-MCS70BU3V
解析アクションタイプ:トリガ(ワンショット解析)
検査時間のバラつき:
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同一ワークを同じ姿勢で連続撮影したところ、検査時間に大きくバラつきが生じています。
原因としては何が考えられるでしょうか?
使用カメラ:STC-MCS70BU3V
解析アクションタイプ:トリガ(ワンショット解析)
検査時間のバラつき:
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推論時間が大きく伸びていることから、処理量が増えていることが推測されます。
おそらくですが、親タスク(上流タスク)が検査領域を見つけて、その領域を子タスク(下流タスク)で検査するというタスクコネクションになっているとすると
親タスクでたくさんの領域(ノイズ領域)を検出してしまって、その領域全部に子タスクで解析が走ってしまい、処理量が増えているのかと思います。
その場合、以下の対策が有効です。
①面積閾値を用いて不要な領域を処理させない
→親タスクの後処理にて、面積閾値を設定し
子タスクの接続設定で、親タスクの面積閾値を利用した面積制限を利用する。
②親タスクの精度を向上させる
→処理が伸びてしまった画像を確認に、追加学習することで、親タスクの意図しない検出を抑制する
①②の両方の対策を取って頂くとより安定するかと思いたます。
なお、RNで撮像した画像をTEのデータセットに登録して確認する場合は、共有ストレージ機能が便利です!
ありがとうございます。
ご指摘の通り親タスクでワークを見つけてその領域で検査をしています。
同一姿勢での検査時間のバラつきは改善されました。
ただワークの姿勢次第でまだ発生する場合があります。
親タスクで見つける検査領域が大きく、これも影響はありますでしょうか?
親タスク(ワーク)の検査領域が5000000程度あり、子タスク(欠陥)の検査領域が200~300程度となっております。