Menou-TE v1.2.102 リリースノート
Menou-TE v1.2.102 をリリースしました。
データセット編集画面にて取り込み可能な撮像デバイス追加のほか、既存機能についても大幅なアップデートを実施しています。
旧バージョン（v1.1.1 以前）からのアップデート時は、一部注意事項がありますので、下記内容ご確認のうえ、Menou-TE のアップデートをお願いします。
アップデート時の注意点
アプリケーション発行元を証明する証明機関の仕様が変更された影響により、Ver.1.1.1.1 以前の Menou-TE からのアップデートについては、以下の制約がありますのでご注意ください。
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Menou-TE パッケージ更新画面からのアップデートはご利用いただけません。
以下のダウンロードリンクより最新版インストーラーのダウンロード/インストールをお願いいたします。
Menou-TE ダウンロードサイト
※ Ver.1.2.102 インストール以降は、パッケージ更新画面からのアップデートが継続してご利用可能です。 -
Ver.1.1.1.1 以前の Menou-TE の起動ショートカットをデスクトップ等に配置されている場合、本バージョンインストール後は、それら既存のショートカットをご利用いただくことができません。
インストール完了後、再度ショートカットを作成してください。 -
Ver.1.2.102 より、アプリケーション登録名称が「MENOU-TE」から「Menou-TE」へ変更となりました。
一部の環境（※）については、インストール後、アプリケーション一覧に「MENOU-TE」「Menou-TE」の2 種類のアプリケーションが登録される場合があります。
その場合は新しい名称「Menou-TE」を選択し、Menou-TE を起動してください。
起動後、自動的に旧バージョン「MENOU-TE」のデータ移行、アンインストールが実行されます。
※ Windows Server 2019 / Windows 10 Enterprise / オフライン環境等、インストーラーダブルクリックにより、インストールが実行できない環境が該当します。
アップデート内容
アプリケーション情報の更新
- アプリケーション名の変更（MENOU-TE => Menou-TE）
アプリケーション発行元を証明する第三者機関証明書の運用ルール変更に伴い、アプリケーション名の表記をこれまでの「MENOU-TE」=>「Menou-TE」に変更しました。 - リリースサイクル高速化のため、バージョン番号体系の見直しを行いました。
新規機能追加
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データセット編集/取り込み対象撮像デバイスの追加
データセット編集画面では、これまで WEB カメラからの画像取り込みのみをサポートしておりましたが、本バージョンより、以下の撮像デバイスからの画像取り込みが可能となりました。- キーエンス イメージプロセッシングユニット VJ シリーズ
- OMRON STC/FSシリーズ
- Nikon ミラーレスカメラ Z6/Z7（撮影モード M の状態でのみ撮像可能です）
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プロジェクト編集/解析領域指定機能 新規モード追加
解析領域指定機能について、親タスクの結果を使用しないモード（「無し」）を新規に追加しました。
機能改善
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プロジェクト編集/アノテーション画面 スーパーピクセル解析機能改善
アノテーション画面におけるスーパーピクセル解析機能について、以下の改善を行いました。- キャンセル機能の追加（解析実行中にスーパーピクセルボタンをマウスオーバーから選択可能です）
- 処理速度改善
- 画像端選択時に意図しない領域がアノテーションされる問題の改善
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プロジェクト編集/領域検出タスク 学習アルゴリズムの改善
領域検出タスクの学習アルゴリズムについて、以下の改善を行いました。- 過検出の抑制
- データセットにサイズが大きく異なる欠陥が含まれる場合の検出精度の改善
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プロジェクト編集/異常領域検出タスク 学習時メモリ使用量の改善
異常領域検出タスク実行中に使用されるメモリの使用量を低減させるよう、アルゴリズムの改善を行いました。 -
パッケージダウンロードエラー発生時にリトライ機能の追加
パッケージダウンロード中にネットワーク接続エラーが発生した場合に、これまでダウンロード済みのデータから継続してダウンロードを行う機能を追加しました。 -
依存パッケージ構成の見直し
パッケージアップデート時のダウンロードデータサイズを低減するため、Menou-TE 依存パッケージ構成の見直しを行いました。 -
GPU ドライババージョンチェック機能の追加
GPU を利用した学習/推論実行時に、現在の GPU ドライバのバージョンをチェックし、互換性がないバージョンの場合には警告を表示する機能を追加しました。 -
ポップアップ画面表示改善
マウスオーバーにより表示されるポップアップ画面について、画面クローズのタイミングを調整しました。 -
プロジェクト編集画面/領域検出タスク アノテーション保存機能改善
複数の領域検出タスクが含まれるプロジェクトにおいて、画像切り替え時に非常に時間が掛かる問題を修正しました。 -
プロジェクト編集/画像一覧 グループフィルタリング機能の改善
これまで画像一覧におけるグループによるフィルタリングについては、１グループのみ選択可能となっていましたが、任意の複数グループによるフィルタリングが実行可能となりました。 -
プロジェクト編集/ファイル名フィルタリング機能の改善
画像ファイル名によるフィルタリング実行時に、拡張子を検索対象としないよう変更を行いました。 -
プロジェクト編集/トレーニング画面 学習データ自動生成パラメーター補足追加
トレーニング画面における学習データ自動生成パラメーターについて、自動生成の具体的なイメージを表示する補足説明を追加しました。
同画面のパラメーターマウスオーバー時のツールチップにてご確認いただくことが可能です。
バグフィックス
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プロジェクト編集/ランタイム評価画面 異常領域検出タスクが複数含まれる場合にエラーが発生する問題の修正
複数の異常領域検出タスクが含まれるプロジェクトにおいて、ランタイム評価画面起動時にエラーが発生する問題を修正しました。 -
プロジェクト編集/マスク機能 「反転」指定時に意図しないマスクが行われる問題の修正
領域検出タスク/異常検知タスクの結果を使用したマスク機能において、「反転」を指定した場合に意図しないマスク処理が実行される問題を修正しました。 -
プロジェクト編集/アノテーション画面 解析領域が元画像サイズを超える場合にレイアウトが崩れる問題の修正
解析領域の指定サイズが、元画像を超える場合に、アノテーション画面における画像表示のレイアウトが崩れてしまう問題を修正しました。 -
プロジェクト/データセット/タスクリネーム時に大文字小文字のみを変更した場合にエラーが発生する問題の修正
プロジェクト/データセット/タスクリネーム実行時、大文字小文字のみの変更は不可とするよう修正を行いました。