MENOU-RNによる製造ライン組み込み方法

「MENOU-TEを使って外観検査のアルゴリズム開発はできた。その後、どうやって製造ラインに組み込んだら良いかわからん。」
という方に向けて、MENOU-RNとIOボードを使った外部入出力の設計例を提示します。

■やりたいこと
検査対象(サンプル)がコンベア上を流れてくる状況を想定して…
・光電センサを使ってサンプル通過を検知して、画像撮影を開始したい(Input)
・画像解析後のOK/NG判定を使って、パイロットランプに信号出力したい(Output)

■主要部品
IOボード:パソコン使用した信号の入出力を可能にするインターフェース
光電センサ:常時光を出して遮光すると信号出力するセンサ。サンプル通過を検知する
パイロットランプ:画像解析のOK/NG判定の結果を知らせる表示灯
※配線や部品詳細に関しては、参考配線図を参照下さい。

■やること
①、IOボードを含めた設備環境を準備する。(IOボードのドライバインストールも含みます)
設備環境の詳細は、参考配線図を参照。
②、MENOU-TEで作った検査アルゴリズムをファイル出力する(.mtrun)
③、MENOU-RNの設定(②の出力ファイルの読込含む)を行う

■参考配線図

特記事項
・部品は、ワイヤストリップと精密ドライバーのみで配線作業が可能なよう、選定しています。
・フレームグランドや電源2次側V-の接地などの保護接地は配線図に記載されていません。
・本配線図は参考配線図です。部品使用、配線作業、保護接地などにおいて、各自の責任とご判断のもとにご利用下さい。
・IOボードのドライバをPCにインストールする必要があります。製品説明書に沿ってインストールして下さい。

■MENOU-TEからMENOU-RN用ファイル(.mtrun)の出力

■MENOU-RNの設定

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