シリーズ「知っておきたいMENOUの基本」は、初めてMENOUを使う方に向けたMENOUの構成や用語をわかりやすく解説していきます
第8回は、
・MENOU-RNの構成
です!
第2~7回までで検査AI開発ツールMENOU-TEについて解説してきました。最後にランタイムモデルを保存するところまでがMENOU-TEの仕事でした。ここからはMENOU-RNの解説です!
おさらい MENOU-RNとは?
MENOU-RNは、検査AI実行ツールです。 MENOU-TEで作成したAIモデル(ランタイム)をインストールして、本番環境で実際に検査を行っていきます。また、I/O制御し排出装置等との連携もできます。
MENOU-RNの構成
MENOU-RNの画面全体基本的な順番は赤い番号に注目
①ランタイムモデルの登録やカメラ等の設定
②検査モードオン
③検査開始
④結果を確認
⑤履歴を確認
①で検査に必要な設定を一度おこなえばほとんどの操作は不要になります
MENOU-RNで行う設定項目
MENOU-RNで検査を始める時には下記の項目を設定します。 (細かい設定方法はお客様の環境により異なりますのでここでは割愛します。)解析アクションタイプについてはこちらの記事をご覧ください
また解析動作の設定では、外部IO機器との接続設定ができます。対応機種はこちら
検査開始・検証しよう
実運用に近い形で検査を開始したとき、最初は想定通りの結果にならない(NGを見逃してしまう、OKをNGと判定してしまうなど)ことがあります。 その場合は誤判定だった画像をもとにMENOU-TEで追加学習を実施することでランタイム(AI)をより高精度なものにしていきましょう!MENOU-RNについては簡単ですが以上です!
さて…の図でさらっと【MENOU-QC】という単語が出てきたことにお気づきでしょうか。実は、せっかく検査したデータを品質向上に生かしたい…
とお考えの方へ、検査AI MENOUには連携する品質管理アプリMENOU-QCがあります!
次回「知っておきたいMENOUの基本」第9回は、MENOU-QCとは?です!