複数画角で複数の欠陥を検知させるタスクコネクションを現在作成しています。
画角Aにしか映らない欠陥や画角A、画角Bに映る欠陥などがあるため、全て1つのデータセットに画像データを格納しています。
画角Aにしか映らない欠陥を検知するモデルを修正した際、毎回画角Bの写真も再解析してしまうため、無駄な待ち時間が発生してしまいます。
上手くデータセットを管理してこのような無駄な再解析時間を削減する方法はございますでしょうか。
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あるタスクにおいて、特定の画角の画像に対してのみ学習後の再解析を行いたいところ、
データセット全体に対して再解析がかかってしまうとのこと、ご質問いただきまして、誠にありがとうございます。
一つの方法としては、画角ごとにデータセットを分けていただいた上で運用していただくことが考えられます。
ただし、既に運用いただいているデータセットの場合、改めてデータセットを分割するとなると、アノテーションデータの移行等の作業が必要となってしまいますため、少し変則的な方法とはなってしまうのですが、以下の方法はいかがでしょうか?
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画角 A/B のグループを作成、該当画像を作成したグループに設定します。
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対象のタスクの学習を実行します。
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学習完了時、データセット全体の再解析が実行されますが、こちらをキャンセルします。
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画面左側「フィルター設定」より再解析を行いたいグループ(画角 A または B)を選択します。
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フィルタリングされた画像のリストをクリック後、リストの全選択(Ctrl+A)を行います。
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右クリックメニュー「再解析」をクリックし、選択されたグループのみ再解析を実行します。
いただいたご質問、今後の製品開発に反映させていきたいと思いますが、取り急ぎ上記方法、ご確認いただけますと幸いです。
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