検査時に外部IO機器からMENOU-RNがどういう状態かハンドシェイクするための例を整理しました。
※MENOU-RNから外部IO機器への出力信号の内容については以下の記事をご参照下さい。
参考例の前提について
以降の記事内容につきましては下記の前提条件をもとに記載しております。
- 検査時に1台のカメラを使用(シングルカメラモード)
- 外部IO機器への信号はBit値で取り扱う(High / Lowの2種類の状態)
- 信号出力先のポート/アドレスは同じ値を指定していないこと
検査状態と出力信号について
検査状態と出力信号と組み合わせは下表の通りです。
- 太字が各状態において着目する信号状態になります。
- 矢印は出力状態が切り替わる(立ち上がり、立ち下がり)を意味しています。
- 解析完了と検査完了は同じ意味として扱っています。
- 検査中の状態は撮像開始→解析完了まで期間となります。
検査状態 | システム起動中 | 撮像中 | 解析中 |
---|---|---|---|
検査準備中 | Low | Low | Low |
検査待ち | High | Low | Low |
撮像開始 | High | Low → High | Low |
撮像中 | High | High | Low |
撮像完了 | High | High → Low | Low |
解析開始 | High | Low | Low → High |
解析中 | High | Low | High |
解析/検査完了 | High | Low | High→ Low |
タイミングチャート例
検査準備中から解析完了までの一連の状態遷移について
タイミングチャートで表現した例を下図に示します。