画像変換の回転機能

画像変換タスクに回転機能を追加しました。

この機能は特定の向きで検査を行いたい時に使います。

向きを揃える際に、ワークの向きがばらばらの場合は、位置合わせ機能を使って頂きたいと思います。

ワークの向きが揃っていて、どの程度回転させるか決まっている時はこの画像変換の回転機能を使って頂ければと思います。

今回はテキスト検出に失敗してしまう画像に対して、固定角度回転させてテキスト検出を成功させる例を紹介いたします。

固定角度を回転させてウェルカムボードのテキストを検出

  1. ボード検出用の領域検出を追加
    高速化のため、前処理でサイズを1/4にしています。
  2. ボード検出のアノテーション及び学習
    ここでは結果だけ表示します。
  3. テキスト検出を追加
  4. テキスト検出の推論を実行

    「6 ヒー」となってしまって完全に失敗です。
  5. 回転用の画像変換を追加
  6. 回転処理の追加
    角度を-90.0に設定します。

    すると、ウェルカムボードが正面向きになります。
  7. 正面向きのテキスト検出を追加
  8. 正面向きのテキスト検出の推論を実行

    「WELCOME TO MENOU」と正しく読み取ることが出来ました。

画像加工の回転処理は位置合わせよりも高速で処理が出来ますので、
必ず一定角度回転させたい時はこちらをご使用ください。

カメラの取り付けなど、撮影条件で傾いてしまった場合にも有効です。

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以下、画像回転機能についてご質問頂いた内容の補足です。

Q. 向きを間違えて撮像した画像について画像回転機能で向きを修正しようとしたところ、画像が潰れて表示されてしまいました。対処方法はありますでしょうか?

A. 画像サイズの縦横比が1:1でない画像を回転すると、画像サイズを維持するため下図のように画像が潰れてしまう場合があります。

画像サイズの縦横比が1:1となるように解析領域を設定することにより対処可能です。

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