こんにちは
今日は「トーンカーブ」についてご説明します。
そもそもトーンカーブとは、
「画像の明るさやコントラストなどを調整できる機能」を指します。
入力画像Xを出力画像Yに変換するといった画像処理が行うことによって、
画像の明るさやコントラストが調整されるといった感じです。
では実際にトーンカーブを調整の様子を見てみましょう。
こちらが元画像です。
(愛犬のはなちゃんです )
ではトーンカーブを左上に膨らむように調整してみると…
画像全体が白っぽくなりました。爽やかな感じで良いですね。
グラフを確認してみると、入力画像で黒寄りのグレーだった部分が出力画像では白寄りのグレーになっています(赤色の矢印部分参照)
では反対にトーンカーブを右下に膨らむように調整すると…
今度は画像全体が黒っぽくなりました。
かなり重厚な雰囲気、体重2.5kgのはなちゃんにも威厳が生まれました。
グラフを確認してみると、入力画像で白と黒の中間っぽいグレーだった部分が出力画像ではより黒っぽいグレーになっています。
このようにトーンカーブを調整することで、
写真の明るさやコントラストを変えることができます。
今回は写真の雰囲気を変えるために使用しましたが、
検査対象の画像処理でも勿論使っていただけます◎
例:目地(部材の継ぎ目)が見にくい
⇒トーンカーブ調整で白っぽいところをより白く、黒っぽいところをより黒くすることで目地(見たいもの)を際立たせる
menou-teにてトーンカーブ機能、ぜひ使ってみてください!