MENOU-RNの解析において、総合解析時間と製品ピッチ時間が近しい場合、コンベアなどの排除装置が誤動作するリスクがあります。
この問題の対処例として、タイムアウト設定による方法をご紹介します。
(下図参照)
■誤動作までの流れ
①、前発の解析が長引いたことにより、前発の解析領域が後発の解析領域にまでに重なってしまった。
②、前発の解析結果の信号(図ではOK信号)が、後発の領域で発報される
③、後発の解析結果(図ではNG信号)が、前発の解析結果と誤認する可能性があり、排出装置の誤動作のリスクがある。
■タイムアウトの設定を入れていると…
前発の解析結果がタイムアウトにより発報されないため、後発領域での動作が解消される。
タイミングチャートの説明資料.pdf (310.6 KB)