付加パラメーター自動付与(有償限定)
MENOU-QCにて、検査結果のアップロードタイミングで付加パラメーターを自動で付与できる機能を追加しました。
これにより、事前に作業者などのレコード情報を検査開始前に準備できるほか、環境情報などの変化する情報を一部MENOU-RNから入力できます。
※利用には「付加パラメーター管理」であらかじめテーブル(例:環境情報、作業員)を登録しておく必要があります。
このトピックでは、自動付与した付加パラメーターを使って検査結果を検索し、CSVで出力するまでの一連の流れをご紹介します。
機能の詳細な使い方はマニュアルをご覧ください。
付加パラメーター管理
- MENOU-QC > 付加パラメーター管理 > プリセットテーブルをクリックします。
- 環境情報、製品情報、作業員の3つにチェックを入れて追加します。
- 作業員は選択して登録するため、あらかじめ2名のデータを登録しておきます。
自動付与設定
- MENOU-QC > 自動付与画面を開き、自動付与するテーブルとレコードを設定していきます。
- 環境情報、製品情報、作業員すべてのテーブルを、自動付与一覧に追加します。
- 環境情報の自動付与設定を開き、カラムごとにどのように入力するか設定します。
- 今回は温度と湿度をMENOU-RN側で入力できるように、『タグ』を指定しています。
- 製品情報の自動付与設定を開き、製品ロット、原材料ロット、製品番号をMENOU-RNで入力できるように『タグ』に設定します。
- 作業員は登録しているレコードを付与したいので、レコード選択から付与したい作業員を選択します。
- 今回は『0001:佐藤 一郎』を一人だけ付与します。
- 自動付与一覧の編集が終わったら、設定を『保存』して自動付与機能を有効にします。
ここまでで、MENOU-QCの設定は完了です。
次に、MENOU-RNで先ほどタグに設定した入力項目を設定します。
MENOU-QC接続設定
- MENOU-RN > MENOU-QC接続設定 > 検査結果タグ に、自動付与でタグを選択したカラムを画像のように入力します。
- [テーブル名_カラム名_値]の形式で入力します。
- 画像の製品番号のように、#変数やPLCの値も指定できます。
タグの貼り付けは、MENOU-QC > 自動付与一覧にタグのコピーボタンがございます。
入力間違いを防ぐためにもぜひご利用ください。
MENOU-RNの設定は以上です。
検査を開始して検査結果をMENOU-QCにアップロードします。
自動付与したパラメーターの確認
- MENOU-QC > 検査結果一覧 で付加パラメーターの検索条件を指定します。
- 作業員『0001:佐藤一郎』を検索対象にします。
- 付加パラメーター検索条件を有効にして検索します。
- パラメーター画面で、自動付与一覧で設定したパラメーターが付与されていることを確認できます。
付加パラメーターのCSV出力
- CSV設定を開き、出力する検査結果のパラメーターと付加パラメーターを編集します。
- CSV出力します。
- 設定した出力項目がCSVに出力されます。
その他
自動付与画面で検査ごとにレコード選択を行う場合、『起動ページ』を自動付与画面に設定しておくと便利です。
起動ページの変更手順についてはこちらのトピックをご覧ください。