輝度分類機能をリリースしました。
輝度分類機能とは、画像のヒストグラム化を行い、
指定した範囲内の割合が指定した割合より大きかった場合、指定したクラスを割り当てます。
なお、複数のクラスが割り当てられてしまった場合は最も割合の大きいクラスが割り当てられます。
使い方は以下のようになります。
- 輝度分類を追加

- ルールベースタブもしくは配置した輝度分類をクリック
- クラス名の変更


4.クラスの追加


5.クラスの色変更

6.+ボタンを押してグレースケールを追加

7.グレースケールを選択してパラメータを設定

クラスは追加したブロックの設定を満たした領域に割り当てるクラスを指します

範囲はヒストグラムの有効範囲を指定します。
左にある領域一覧の隣にヒストグラムが現れるので見ながら調整します。
なお、領域の左上には現在割り当てられているクラスと割合が表示されています。


割合を指定します。


これで白の錠剤は白クラス、茶色の錠剤は不明となりました。
8.+ボタンを押してRGBを追加

9.RGBを選択してパラメータを設定
先ほどのグレースケール同様ですが、R,G,Bそれぞれ設定できます。


10.処理結果を確認して保存
場合によると思いますが、
ヒストグラムを集計する領域は自動及びマスクを使用することで、
ノイズの無いヒストグラムが作られ、
純粋に色の正規頻度のみでクラス分類をしやすいと思います。


マスクなしヒストグラム

マスクありヒストグラム

以下のトピックにて実例と動画を紹介しています。
実例で学ぶMenou-TE ~その7 ビニールテープ編~
ルールベース機能の大半は私の思いつきで作っているので、まだまだ改善の余地が大きいと思います。
皆様のご意見を取り入れることによって、機能として完成されていくと思っていますので、
ご要望お待ちしております。


