面積閾値の設定が検査結果に反映されない

MENOU-TE の領域検出/異常領域検出タスクでは、以下の設定により、閾値、面積閾値を下回る領域については、検出結果から除外する機能があります。

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上記設定は、MENOU-TE 上での解析時に使用されるパラメーターとなっており、実際の運用アプリケーション(MENOU-RN)及び そのアプリケーションの実行をシミュレートする MENOU-TE ランタイム評価画面において、閾値/面積閾値を使用した検査を実行するには、ランタイム評価画面の検査条件設定にて、適宜設定を行っていただく必要があります。

以下、ランタイム評価画面の設定イメージです。
(MENOU-TE ランタイム評価画面を開いて、該当のタスクのタブを選択、画面右側の検査設定パネルにて編集可能です)

e.g.) 閾値=0.5 以上で 500px を超える領域が 1 つでも存在した場合、検査結果を異常とする。

実運用時に、より柔軟・複雑な条件での検査が実行できるよう、解析設定とは別にパラメーターの指定が可能な構成となっておりますが、運用上分かりづらい面がありますので、今後、この設定については、初期は自動で連動する等、より分かり易い構成となるよう改善を進めてまいります。

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上記ですが、設定項目の最上段と最下段に「このタスクの検査を有効にする」と「この検査項目を有効にする」とあります。
検査を有効にする:領域検出を行う
検査項目を有効にする:OK/NG判定を行い出力する

という認識で宜しいでしょうか。
また、検査を有効にするについて、チェック表示と全塗表示の二種類があるのですが、どのような違いがあるでしょうか。

「この検査項目を有効にする」ですが、以下のように「検査項目」を右クリックした際に表示されるメニューより検査項目を複数追加することが可能となっており、それら個々の検査項目の有効無効を設定するスイッチとなっています。


検査項目を追加したが、実際には使用しない、ただし、いずれ有効になる可能性がある(検査項目自体削除するのは勿体ない)等の場合にご利用いただくことを想定した機能となっております。

また「このタスクの検査を有効にする」をチェック OFF にした場合、上記「この検査項目を有効にする」の有効無効にかかわらず、全ての検査項目が無効となります。(そのタスクの処理自体は実行されます。)

「このタスクの検査を有効にする」のチェックボックスですが、チェック表示 / 全塗表示 = 有効、チェックなし表示 = 無効、となっております。
すみません、、、かつて、全塗表示の場合、自身が一番末端のタスクである場合のみ検査を実行する、という仕様だったのですが、その仕様を廃止したことにより意味のない表示となってしまいました。紛らわしいので今後改善を行いたいと思います。

解答ありがとうございます。

こちらの検査設定ですが、検出した際に正常という設定は可能でしょうか。

親タスク:領域を検出

子タスク:その領域内で欠陥検出

という動作をしたいのですが、親タスクで一定サイズの領域を検出できなければ、NGとなるようにしたいです。(製品が無かった際や、ずれてセットされてしまった際にNGとするポカヨケ)

ご確認ありがとうございます。

はい、以下のように条件を満たす場合に「正常」、それ以外を「異常」と設定していただくことで、規定の領域が検出された場合にのみ「正常」、という動作を行うことが可能です。
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