同じ特徴の検知区別について

ご質問ありがとうございます。

ワーク単位で領域を分けてしまえば、境界部分を避けて欠陥部分のみを検出できるのではないかと思います。

以下の画像の白がワーク、ワーク内の黒が欠陥、ワーク外の黒を境界とした時に対しての失敗例と成功例を紹介いたします。
無題

タスクコネクション
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失敗例

  1. 欠陥領域検出のアノテーション

  2. 欠陥領域検出の解析結果


    境界部分を検出してしまったので失敗です。

成功例

  1. ワーク検出のアノテーション

  2. ワーク検出の解析結果

  3. 欠陥領域のみ検出のアノテーション


    この時に解析領域を自動にして、検出対象をワーク領域のみに限定します。
    image

  4. 欠陥領域のみ検出の解析結果


    境界部分を除いた欠陥のみを検出することが出来ました。

なお、ワーク検出は形状によって解析領域の分離が難しいケースもあると思います。
そういった場合は、以下のように少し小さめにアノテーションを行ったり、


以下のトピックで紹介しているスコアマップ加工のオープニング処理などを行って領域を分離していただければと思います。
スコアマップ加工機能