ワーク全体が画面内に映っていないものをNG判定したい場合があるかと思います。
そういった場合には、領域検出タスクの検査設定を使用することで可能です。
基板の検査を例に紹介します。
①タスク構成
②ワーク全体が映っている画像を開き、全体をアノテーションする
③学習させ、ワーク全体を検出させる
④画面左上の虫メガネマークにマウスポインタを合わせる
そうすると、ワークの検出面積が表示される(例_409179)
⑤画面右側の処理設定を開く
⑥解析設定を開き、面積閾値を入力し(例_400000)、適用をクリック
⑦検査設定を開く
⑧面積の値(例_400000)、条件を満たすを正常、条件を満たさないを異常と入力し、適用をクリック
⑨画面右上のランタイム評価を開く
⑩ワーク全体が映っているため、判定結果が正常と表示される
⑪ワークが見切れている場合には、異常と表示される