お客様から…
「ワーク上の欠陥を検出したいけど、どんなタスクコネクションが良いのかわからない。」
というご相談をいただきます。
そこで、本記事では欠陥検出のタスクコネクションの一例を紹介します。
■やりたいこと
基板上の欠陥(キズ)の検出を行い、長さや面積によってOK/NG判断がしたい。
そのためのタスクコネクション構成を作りたい。
■入力画像
■検出したい対象
基板上のキズ
■欠陥検出のタスクコネクション
①基板の検出
・サイズ変換(基板を見つけることが目的なので、基板が認識できる程度の粗めの設定にします)
・色塗りして学習
②検出した基板の形を整える(④も同様です)
具体的な内容はリンクをご参考下さい。
領域検出の検出結果の形を整えたい
③キズの検出
・解析領域を「自動」に設定(解析領域が②の領域のサイズになります)
・マスク使用にチェックを入れる(②の領域以外がマスクされます)
・サイズ変換(キズを見つけることが目的なので、キズが認識できる程度の細かめの設定にします)
・色塗りして学習
⑤キズの長さや数によってOK/NGの判断を分ける
・入力輪郭の入力タイプを「画像」→「スコアマップ」に変更
・「もっとも離れた距離」の項目を追加して、短いキズはOKと判断する