接続可能な外部IO機器紹介~PLC共通設定編~

本トッピングでは、Menou-RNアプリにおいてPLC機器[1]に関する共通な設定内容についてご紹介します[2]

データ扱い方式の共通設定

各メーカのPLC機器によって、PLCのアドレスの表現が異なりますが、本文には「アドレス」と統一表記をいたします。

数値取り扱い方式

入力項目


アドレス番地を入力し、入力判定値及び比較演算子[3]を設定します。
例:「アドレス:1000、入力判定値:1、比較演算子:=」を設定した場合、
PLC機器のアドレス1000番地に「1」の値が書かれた際、それをトリガーであることに認識します。

出力項目


アドレス番地を入力し、信号ON時の出力値と信号OFF時の出力値を設定します。
例:「アドレス:1000、出力値(信号ON):1、出力値(信号ON):0」を設定した場合、
該当の出力信号がONの時に、PLC機器のアドレス1000番地に「1」の値を書き込み、出力信号がOFFの時に、「0」の値を書き込みます。

ビット取り扱い方式

入力・出力項目


アドレス番地を入力し、対象ビット[4]と信号のLow/High[5]を設定します。
例:「アドレス:1000、対象ビット:0、信号:High」を設定し、
入力項目の場合は、PLC機器のアドレス1000番地のデータの「0」ビット目が「High」の時、それをトリガーとして認識します。
出力項目の場合は、信号ONの時にPLC機器のアドレスに「High」を書き込み、信号OFFの時に「
Low」を書き込みます。

各メーカーのPLC機器の設定について

  • 三菱電機PLCはこちらにご参考ください。

  1. Menou-RNアプリでは各種PLCとデジタルIOボードを外部IO機器として使用可能です。接続可能な外部IO機器一覧はこちらの記事にご参考ください。 ↩︎

  2. Ver1.13.306バージョンのIO入出力項目を基準にしています。 ↩︎

  3. イコール(=), 大なりイコール(>=), 大なり(>), 小なりイコール(<=), 小なり(<) , ノットイコール(!=)が選択可能です。 ↩︎

  4. 対象ビット設定については一部分のPLC機器において、非表示の場合もあります。 ↩︎

  5. Low:「0」、High:「1」 ↩︎