誤トリガー防止機能について

Menou-TE (v1.14.200) / Menou-RN (v1.14.203)(AIタスク学習高速化、カウント数出力機能 他) と伴い、今回誤トリガー防止機能をリリースしました。この記事では、機能紹介いたします。

機能説明

本機能は、外部IO機器から入力信号が受信された際、信号のチャタリングまたは短時間内で同じ信号が複数回受信されてしまうことを防ぐための機能です。

対応の外部IO機器

MENOU-RNアプリが取り扱い可能な外部IO機器全対応。MENOU-RNアプリで 接続可能な外部IO機器一覧 をご覧ください。

設定手順

外部IO機器種類により、IO設定画面が少し異なりますが、今回はContec DIO機器と「検査開始入力信号」を例として設定手順を説明します。

1.設定項目を有効にする

Menou-RNアプリ起動し、左側のimage設定編集 をクリックし、表示された編集画面にimage項目を有効にしてください。
有効にすると、下のように詳細設定が表示されます。

2.誤トリガー防止機能の有効時の注意事項確認

image項目を有効にすると、本機能有効時の注意事項画面が表示され、一度注意事項を確認していただいて「はい」をクリックし、本機能を有効にします。

3.非信号受信期間の設定

image「非信号受信期間」に時間を設定します。
非信号受信期間(X mesc)とは、一度入力信号を受信した時点から、X msec以内に同じ信号が受信されてもそれ信号の受付はしないという意味です。

本機能有効・無効時の入力信号取り扱いについて


図のように、本機能無効の場合、誤トリガーが反応する度に検査実施してしまうため、検査異常が起きうると考えられます。

Q&A

Q:どんな場面で誤トリガー発生しうるか。
A: 実際の運用環境によりますが、センサーの誤反応や電気的なチャタリング現象が起きた場合が考えられます。

Q: 機能有効時、誤トリガーが発生したかどうかは確認できますか。
A: はい、できます。本機能を有効にした場合、アプリ側で誤トリガーが検知された時に、誤トリガー発生時の情報が検査ログファイルに記録されます[1]。検査ログファイルからご確認いただけます。


  1. アプリで検査詳細ログ出力を有効にしていただく必要があります。 ↩︎

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