自動撮像 解析設定切替モードについて

MENOU-RNの自動撮像/解析設定切替モードについて説明します。
※ 動作仕様はMENOU-RN v1.32.303.0 時点のものとなります。

自動撮像/解析設定切替モードがONの状態で対応する信号を受信すると、あらかじめ登録した撮像設定/解析設定を切り替えます。
未登録の信号を受信した場合、システムエラー信号を出力します。

ContecとPLCデバイスによる設定方法の違い

  • Contecデバイスの場合
    DIO機器の都合上、二進数に変換したポート番号を信号入力しなければならないため、詳細は以下のフォーラムを参照ください。
    DIO機器のポート番号指定について

  • PLCデバイスの場合
    自動撮像/解析設定切替モード>設定編集で登録した、十進数の整数値で信号入力が可能です。

解析アクションタイプによる違い

  • なし

シングルカメラ/マルチカメラモードによる違い

  • シングルカメラモードの場合
    IOの判定値1つに対して、撮像デバイスは任意の1台のみ設定可能です。

  • マルチカメラモードの場合
    IOの判定値1つに対して、設定する撮像デバイスは使用中のデバイスと一致させる必要があります。
    例:デバイスAとデバイスBの2台を使用中の場合、デバイスAとデバイスCの組み合わせは設定不可

自動解析モード起動と組み合わせた場合の違い
検査モードをマウスオーバーして表示される自動解析モード起動について、スイッチがOFFまたは、ONの状態で信号を受信した場合の動作が一部異なりますので、実現したい内容に沿って設定調整をお願いします。

詳細は以下の一覧表 ※ の箇所をご確認ください。
(○ の箇所は、自動解析モード起動OFF/ONいずれも同じ動作)

RNの状態 自動解析モードOFF 自動解析モードON 動作
検査モードOFF ※1 ※2 ※1:自動解析モードOFFは設定切替後、検査モードはOFFを維持する
※2:自動解析モードONは設定切替後、検査モードはONとなる
検査モードON 設定切替が行われ、検査モードはONの状態を維持する
撮像中(ライブビュー) ※3 ※4 ※3:自動解析モードOFFは設定切替後、ライブビューを継続する(検査モードはOFFを維持)
※4:自動解析モードONは設定切替後、ライブビューは停止する(検査モードはONとなる)
検査中 設定切替が行われ、検査は停止する(検査モードはONのまま)

その他

  • ランタイム事前読込モード
    自動撮像/解析設定切替モードがONの状態で使用可能なモードです。
    検査開始前にランタイムをメモリ上に保持するため、切り替え時のロード時間を短縮できます。

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