前言
DIO機器は各入出力端子ごとにLow/Highのステータスを表現し、アプリ間の信号やり取りが一般的です。場合によっては、アプリと整数値を送受信する必要が生じることもあります。本記事では、DIO機器とアプリ間で整数値の送受信についてご紹介いたします。
二進数と十進数
二進数(Binary Number)と十進数(Decimal Number)について基礎知識を少しでも身につけると、本編の内容理解に役立ちます。
説明はMenou-TEのAIチャットにお願いします。
Menou-RN側の設定
Menou-RNアプリでDIO機器と整数の送受信を行うため、DIO機器の未使用で連続した複数のポートを利用し、整数値に変換します。アプリ側の設定画面は下図のようになります。
番号 | 説明 |
---|---|
① | 未使用かつ連続な開始と終了のポート番号、必ず設定します。 |
② | ①の設定に応じて、整数値をDIO機器端子のON/OFFをシミュレーションします。 画面の例では、入力端子に上位と下位でそれぞれ8ポートに分けて表示する例です。 |
設定例:
Contec IOボード [1]を例でいくつの設定例を通して説明します。
例1:下位8ポート全部使用する
例2:上位8ポート全部使用する
例3:下位5番~下位8番までポート使用する
例4:下位6番~上位6番までポート使用する
実際の動画
IO入出力事例
以下の記事は今回紹介した内容を活用している事例です。ご参照ください。
現在Dio機器はContecIOボードが対応済みとなっています。詳細は 接続可能な外部IO機器一覧 をご参考ください。 ↩︎