MENOU-RNで異常を検出した場合に、タスクごとにNG画像を保存する方法を紹介します。
主に追加学習をさせたい場合に役立つ機能です。
イメージ
※「正常」の保存はON/OFFできます。
1. 定型スクリプトをダウンロード
以下を参考に「SaveImagePerTask」の定型スクリプトをダウンロードします。
2. 定型スクリプトのパラメータを記入
※パラメータの名前が長いため、入力部分は右側に隠れてしまっています。
下部のスクロールバーを右に移動して入力ください。
タスク名/結果名の区切り文字(無指定でカンマ区切り)
後述のタスク名や結果名を複数指定する場合に、どの文字を区切り文字として使用するかを指定します。
無指定の場合はカンマ ,
を区切り文字として使用します。
タスク名や結果名にカンマが含まれているような場合に、他の文字(/
など)を指定してください。
タスク名(指定した区切り文字で複数指定が可能)
対象としたいタスク名を指定します。
複数のタスクを指定する場合は、前述の区切り文字で区切ってください。
(ex. ワーク検出,角の潰れ,中身の露出
)
結果名(指定した区切り文字で複数指定が可能)
ここで指定した結果の場合に画像を保存します。
複数の結果名を指定する場合は、前述の区切り文字で区切ってください。
(ex. 異常,Fail
)
出力先フォルダ
出力先となるフォルダを指定します。
%UserProfile%
などの環境変数を指定できます。
ここで指定したフォルダの下に、タスクごとのフォルダが作成されます。
正常系も保存するか(true:保存する false:保存しない)
true
を指定すると、一つも異常がなかった場合に「正常」フォルダに保存をします。
複数のタスクでの異常を1つにまとめる(true:「複数」フォルダに保存する false:それぞれのフォルダに保存する)
true
を指定すると、複数のタスクで異常が見つかった場合に「複数」フォルダに保存します。
(個別のタスクのフォルダには保存されません。)
false
を指定すると、複数のタスクで異常が見つかった場合でもそれぞれのタスクのフォルダに画像を保存します。
3. 検査を実行
あとは通常通りランタイムを作成し、MENOU-RNに登録してご使用ください。
保存されるファイルの名称は、{実行した年月日}-{実行した時分秒}-{秒未満4桁}.png
となります。
(ex. 20241225-120000-0000.png
)